トップページ　＞＞　雑記帳　＞＞　業界内の仲がよろしいようで

仲良きことはすばらしきかな、ということで今回はそんな仲良しさん達のお話です。 その仲良しさんは近頃製品の値上げを発表した製紙・段ボール業界の皆さんです。 えぇっと、まずは製紙・段ボール業界についてちょこっと説明。この業界は、段ボールに使われる紙（段ボール原紙）を作る製紙メーカー、製紙メーカーから買った紙をシート状の段ボールに加工したりさらにそのシートでケースを作るシートメーカー、シートメーカーからシート状の段ボールを購入してケースに加工するボックスメーカーの３つに分けられます。また、製紙・シート・ボックスの３つの機能を一社で持っているメーカーは一貫メーカーと呼ばれます。（ちゃんと合ってるのかな！？一応調べたけど間違ってたら指摘プリーズ。業界の人お願いね。） 今回の値上げはまず、製紙メーカー大手の「日本大昭和板紙」が2/14に段ボール原紙の値段を１キロ当たり５円値上げすると発表しました。 次に段ボール最大手の一貫メーカー「レンゴー」が2/20に、段ボール原紙１キロ当たり５円、また段ボールシートの値段を１０％以上、段ボールケースの値段を６％以上値上げすると発表。 さらにさらに、製紙最王手、段ボールでは業界２位の「王子製紙グループ」が段ボール原紙１キロ当たり５円、また段ボールシートの値段を１０％以上、段ボールケースの値段を７％以上値上げすると発表しました。 ちょっと調べてみたら、これまでにも０１年に１キロ１０円、０３年に同５円の段ボール原紙の値上げをみんなで足並みそろえて実施。同じく段ボールシート、ケースの値段も。。。 えっ、それって独禁法で禁止されているカ○テ○じゃないの！？って思った方、それは違います！！ みんな仲がいいだけだよ！！！何が悪いの！？