トップページ >> この大株主に注目 >> 雪国まいたけ(1378)大平一族

今回はその社名の通り“まいたけ”が主力のキノコ屋さん「雪国まいたけ(1378)」の株主を見てみました。
四季報の載っている上位10位までの大株主は以下の通り。

    第1位 : (有)大平商事 1,135万株(35.0%)
    第2位 : 大平喜信 718万株(22.1%)・・・社長
    第3位 : 自社(自己株口) 207万株(6.4%)
    第4位 : 岩井猛 75万株(2.3%)
    第5位 : 大平洋一 65万株(2.0%)
    第6位 : 大平正夫 62万株(1.9%)・・・常務
    第7位 : 大平秀子 39万株(1.2%)
    第8位 : 大平安夫 37万株(1.1%)
    第9位 : 大平仁太郎 26万株(0.8%)
   第10位 : 大平ヨシトミ 24万株(0.7%)


う〜ん、まさに一族経営の典型的な株主構成です。
第1位の(有)大平商事も名前から察するに関係会社なので、自社口座も含め71.2%の株式が一族に関係している法人・個人が所有しています。

確かにストックオプションなど、経営陣や関係者が株を持つことは、会社のベクトルと彼らのベクトルが同じ方向に向かうので良い面もあります。でも全株式の7割強を息のかかった関係者が所有していて適切なコーポレートガバナンスがはたらくのでしょうか!?
雪国まいたけがそうだということではなく一般論としてですよ(^^;)

ちなみに雪国まいたけ(1378)はここ数年年間10円配当を継続していますので、大株主の皆様は配当金だけでかなりの金額を毎年会社からもらっています。だからどうとは言いいませんが・・・、一般株主の立場からするとちょっとね〜。

    第1位 : (有)大平商事・・・1億1350万円
    第2位 : 大平喜信・・・7180万円
    第3位 : 自社(自己株口)・・・750万円
    第4位 : 岩井猛・・・750万円
    第5位 : 大平洋一・・・650万円
    第6位 : 大平正夫・・・620万円
    第7位 : 大平秀子・・・390万円
    第8位 : 大平安夫・・・370万円
    第9位 : 大平仁太郎・・・260万円
   第10位 : 大平ヨシトミ・・・240万円


  


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